いやはや

いやはや

いやはや

 猫は空を飛べて当たり前。猫はそらを飛べるって決まってるのだ。
だけど、いやはや は飛べない。
何度も挑戦してみてもうまくいかない。
ああ・・みんなのように空を飛べたらどんなに素敵だろう。

いとこの二人はいやはやを練習に誘う。
いやはやの腕を持って空を飛び、海の上まで来たら離す。。。
「いやはや!うでをばたばたさせて!しっぽをまわして!」
いやはやは急降下で海に沈んでしまった。
海の中のいやはやは泳げることに気が付いた。
猫は泳げないって決まってるのに?。

江國香織さんの訳で読みやすく、子供たちもよく理解してくれた。
この本を読む前に
「この本はみんなの担任の先生が選書会で選んでくれた本です」
というと、担任の先生が好きなみんなは絶対に理解しようと耳を傾ける。

司書が読んだり紹介したりするのは当たり前。
でも自分の先生は特別みたい。
好かれてるね先生。いつも一生懸命だもの。

秋の読書週間の企画に先生方の読み聞かせがある。
先生は1冊ずつ選び紹介ポスターを書いて掲示する
子どもたちは聞きたい本の教室に行くが、どの先生が読んでくださるかは知らされていないのでちょっとドキドキ。
接点が少ない先生にもふれあえて、担任以外にも好きな先生が増えるんだろうな〜。