八日目の蝉☆☆☆☆
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
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わかるようでわからないようでわかる…正直な感想。
私だったら…と考えながら観る所は無くて、どの立場にも立てないようで立ってるようで
あいまいな宙ぶらりんさが怖かった。
はじめは濃くていやだった小池栄子さんのキャラがいい味出てたように思います。
こちらは観てから読んで、映画を観た後より読後の方が、
どうしようもない物語なのに明日が見えたなぁ。。。と余韻が大きかったな。
映像を思い出しながら、このセリフはそのまま使ってるなとか思って読みました。
小豆島はずいぶん昔に住んでたけれど、こんなにお祭りがあるなんて知らなかった
のんびり受け入れてくれる人の好さは、小説にも映画にも本当にそのまんま表現されていて懐かしかったです。
八十八か所めぐりしたことや、寒霞渓、岬の分校などいろいろ思い出しました。
好きだったお土産品のハート型した「オリーブパイ」もうないのかな〜食べたいな。