子どもの頃に戻りたいですか?

 二宮さんのイメージは、力強いイメージだ。
というのは作品から、物事をいろいろな角度から見ているのに、平等さを欠かないと感じていたから。
 私が見過ごしているいろいろなことも二宮さんならきっと「・・・ん〜?」と感じた疑問を
ごまかさず、しかも道徳的にこうだと押し付けるでもなく、読む側に考える時間をくれる作品にしてしまうだろう。
 二宮さんはリカちゃん人形のように細く、かわいく、おしゃれで♪
その上、関西人の笑いをしっかりもったひとだった。
 
 

私の本はためにならないものばかり。
なぜ課題図書に選ばれたのだろうか。きっとそれは画家のかたが描く絵に助けられている。
「ものすごくおおきなプリンのうえで」
いったいどんな感想が書けるというのだろう?

私が書くものは、自分が楽しいから書いているものばかり。


 話の端々に品の良さと、謙虚さがにじみ出ていた。

へちまのへーたろー

へちまのへーたろー

へちまのへーたろーは、きゅうりと間違えられてから間違えられないようにするにはどうしたらいいか
いろいろ試してみる。
試し方もファイトを燃やして、太ってみたりスベスベお肌になってみたり言葉をしゃべる特訓したり。
それでもきゅうりと間違えられるへーたろー。。。
へーたろーは疲れ果て、それでもなぜきゅうりと間違えられるのか考える。
・・・・・・・
へーたろーは5年生くらいの時の私に似てる。
どうしたら友だちになってもらえるだろう
どうしたらいじめられないですむだろう
いろいろ考えていた頃。
へーたろーは前向きに努力したけれど
どんどん落ち込んでた私。

私は私以外のものになれないし、もういいや。
そう思えるようになってから、いっぱい友達ができた。
今も宝物の友達ばかり。

へーたろーの本はどういうきっかけで書かれたのか質問がでた。
「へちま という音がちょっとマヌケで好きだから」
だそうだ。